ラブアンドベリー vs ムシキング | 更年期に入っちゃった!

ラブアンドベリー vs ムシキング












まず初めに……
 昨日、九州地方が震度6の地震にみまわれました。
 被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。









では、とりとめのないブログです。


娘が最近はまっているゲームがラブアンドベリー。

幼稚園生や小学生の女の子のお子様をお持ちの保護者さんはご存知の方も多いはずです。

ゲーム機に100円を入れるとバーコードつきのカードがもらえます。
そのカードを使って、ラブとベリーが踊るダンスにあわせて、
指示通りにボタンを押せるかどうかでおしゃれ度を競うっていうゲームみたいです。

昨日は日曜日ということもあり大盛況でした。


娘「ママァ(アマエ モード)今日何回やってもいいの?」

ママ「今日は特別3回!」

娘「やったぁ~~~!!!」


娘は喜び勇んでゲームコーナーへ……


が、そのゲームはかなりの人気ゲームらしく女の子がひしめき合っていました。


ママ「すっごい並んでるよ…(ナラブノ キライ)」

娘「大丈夫だよママ。ムスメは待ってるからぁ(ナラブノ ナンテ ナンノソノ)」

ママ「ママは手芸用品のほうに行ってるから、終わってもここで待っててね。」


と言い残し、空いている手芸コーナーで20分ほどブラブラして戻ったんですが、娘はまだ並んでいました。


ママ「2回目?」

娘「まだ1回もやってないよぉ。でも大丈夫!待てるから(ウキウキ)」


よく見ると、ラブアンドベリーの機械は2台あります。
でもそのうちの1台は故障中で「なおるまで待ってね」と書かれてありました。





待ってられるかい!!!





いつ壊れたのかは知りませんが、3連休を見越して整備をきちんとしておかなければいけなかったんじゃないのぉ!!!!!


コレ ハ ヤツアタリ ?


いいえ違います。ゼッタイに。


待っている子供たちに付き添っている親御さんたちの顔には、もういい加減にしてくれ!と言葉にしなくても書いてありました。

保護者の財力なしに、こんなゲームは存在しないのです。
そこらをわきまえて、保護者を疲れさせない配慮をしていただきたいものです。ホントニ……




でも待っている間にとんでもないものを発見してしまいまいた。



UFOキャッチャーのドームバージョン?
なんていうゲームかは知らないのですが、
ショベルカーの先端についているバケットがアームに付いていて、
ドーム型の入れ物の中に入っている、円状に流れる景品をそのバケットですくい、
自分が選んだ4箇所のうちの1箇所のプレートの上に落とします。
そのプレートは上下に分かれていて、上のプレートが手前にスライドすることで
取った景品をポケットの中に落とすってものです。



って、わかります???



まぁそんなゲームです。ムセキニン



そのゲーム機の上に銘打ってあったのが、

「ムシキングのマスコットストラップ」

でした。

しかも1回100円。

ひゃくえんだぁ~~~~~?!(シリ アガリ)

ラブアンドベリーも1回100円です。
それはおいといて…


その景品は、どう見てもちゃっちい。
こんなのに100円?ぼったくりとしか思えません!
もし男の子の母親なら、メーカーにクレームをいれてたかも…。

その前にゲームをやらせるなって感じですか……



あぁ、座りたいなぁなんて思っていながら待っている私の横に、
子供を3人連れたパパがいました。

その1番下の3才ぐらいの男の子が、盛んにこれが欲しいと泣きを入れてアピールしている。



ピ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



パパ「ほらほら、見てごらん。もう4っつもとったよ!」


男の子は、それじゃないんだ! これなんだよぉ!! ぱぱぁ~~~
と言いたげにアピールを続ける。



ピ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



パパ「えっ???これだけあるのにダメなのか、ムスコよ!
   どれがいいんだ?
   これか? これなのか??
   ちょっと待てよ…
   これはちょっと難しいぞ(ホトンド ヒトリゴト)」



パパは残りの3箇所のテーブルをせわしなく見てまわり、首をかしげる。



ピ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



泣きを入れて訴えるムスコを満足させるべく、再びゲーム機に挑戦するパパ。



私のパパじゃないけど、がんばれパパァ!

ムスコの笑顔はもう近い!!!




がんばれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
















               ……………でも、とれなかったようです。


うなだれるパパ。



が、パパの様子が変わってきました。



このゲームにいくら費やしたのかは知りませんが、
貴重なお小遣いをつぎ込むだけの価値がちゃちな景品にあるのかどうかと思ったのか、
毎日毎日、一生懸命家族のために働いているのに、
休日は家族サービスのために子供たちにこき使われているわが身を淋しく思ったのか、
もしかしたら、この時ばかりとゆっくりお買い物を楽しんでる奥様に逆ギレをしてしまったのか………



パパの肩に軽い憤りが見えました。



パパ「もうダメだ。もうおしまい。もう行くぞ。(ナニカノ ジュモン ミタイ)」



ピ~~~~~~~~ピィ



さすが、3人目。
引き際を心得ていました。

これ以上パパを引っ張るのはまずいと本能的に判断したのでしょう。
父子4人仲良くその場を後にしました。


でもそのパパの背中、心なしか放心していたような……



本当にご苦労様でした。



ムシキングはもうすぐアニメの放送も始まるようで、
まだまだブームが過ぎそうにありません。


お父さんたち、がんばって下さいね。



あっそうそう、娘は2時間強かかり、お約束のゲーム3回を果たしました。
飲まず食わずトイレも行かず、ほとんど立ちんぼで待っていただけなのに、
娘はとても満足気。


すごい根性です。


おばちゃんにはわかりません……………